Fedora12 x86_64でatokx3を使う

大変ご無沙汰です。
あんまりいいネタがなくて放置していましたが、先ほどFedora12へアップしたので、そのご報告など書きたいと思います。

私の会社ではFedoraユーザーは私だけで、あとはdebianUbuntuの人ばっかりなので、自分で何でも解決しなきゃなりません。
たしかにUbuntuの方が楽そう、でもRedhat4から使ってますので、そう簡単には他のディストリビューションへは移れないというのが正直なところです。
 安定度に関してFedora10はまずまず、Fedora11は結構なじゃじゃ馬、を経てFedora12は最初から結構安定して使えるのかなと期待して、リリース直後から仕事用のPCへ導入しました。

Fedora11まではPAEカーネルで4GBのメモリーを利用しておりましたが、やはりPAEは違うな、と今回のFedora12からx86_64環境へ移行しました。

やはりPAEではなく動作する64bitカーネルVMWareなど利用するときにも安心だと思います。

しかし自腹購入したatokx3が、x86_64環境では、普通にインストールしたままでは動かないという問題がありまして、その解決方法など書いておきます。

gtk2-immodule-ximのインストール
# yum -y install gtk2-immodule-xim.i686
※これやらないとatokx3のインストール中にimmoduleのありかを聞かれます。

atokx3のインストール
# tar xvzf atokx3.tar.gz
# cd ATOKX3
# bash setupatok.sh
# cd /opt/atokx3/sample
# bash setting_redhat5.sh

atokx3up2のインストール
# tar xvzf atokx3_up2.tar.gz
# cd atokx3up2
# bash setupatok_up2.sh

iiimf.confの編集
JustsystemのFAQを参考に変更します。
http://support.justsystems.com/faq/1032/app/servlet/qadoc?QID=043845
上の引用です。
# gnome-im-settings-daemon >/dev/nullの先頭に「#」を挿入します。

(変更前)gnome-im-settings-daemon >/dev/null
(変更後)#gnome-im-settings-daemon >/dev/null
# #gnome-im-settings-daemon >/dev/nullの次の行に以下の1行を追加します。

DISABLE_IMSETTINGS=true

一応これで設定は完了です。が、残念ながらこれでは動きません。
動かすためにはarchがi686のライブラリのパッケージを追加していきます。
# yum -y install pam-devel.i686
# yum -y install tcp_wrappers-libs.i686
# yum -y install libxml2-devel.i686

# yum -y install libSM.i686
# yum -y install libXt.i686
# yum -y install PackageKit-gtk-module.i686

あとはシステムメニューの設定から「入力メソッド」設定ツールを起動して、iiimxを使用する設定になっているか確認して、マシンを再起動してくだいさい。