Dell PowerEdge840へのVMware-ESXiのインストールトラブルの続報

超忙しい2月頃に挫折したPowerEdge840へのVMware-ESXiのインストールですが、時間も無いので業務優先でVMware-serverをCentOS上に導入して、いったんペンディングにしていました。
そろそろ本格的にESX環境にも慣れておかなきゃいけないので、今回は不退転の決意で望みました。
とは言っても、隣の席の同僚はなんの問題も無くCPUとSystemROMのリビジョン(私の方が最新)以外はほぼ同じ構成のPowerEdge840上でESXiを使っています。

まずは、新しくリリースされたESX4 Update1を使ってみましたが、インストールCD-ROMからブートして黄色い起動画面表示直後にピンクスクリーンオブデスの画面になってしまう状況です。

ESXi-3.5のころとはdumpメッセージは若干違うのですが、mpsIntRouting/noACPIなど試したら?などと出ていました。

dump画面の助言にある「noACPI」ブートパラメーターで何とかならないかと、ESXiで利用可能なブートパラメーターを検索してみたところ、「noACPI」と「noioapic」あたりが関連ありそうなので、インストーラーのブート画面に上記二つを追加してみたところ、無事ESXiのインストールはできました。
参考にしたのは以下のサイトです。
http://www.vm-help.com/esx40i/vmkernel_boot_options.php
http://communities.vmware.com/thread/158280;jsessionid=AD6224FAC40721CF1C859195C2BEA124

ただし、インストール後は「noACPI」と「noioapic」のブートパラメーターが手動で入力できないので、やはりピンクスクリーンオブデスのdump画面と再会してしまいます。

これを回避するため、適当なLinuxのインストールCD-ROM(Fedora11を使いました)のレスキューモードでESXiインストール済みのPowerEdge840をブートし、インストール済みのESXiのディスクをマウントし、boot.cfgファイル(2個ほど)のkernelopt=にこの二つを追加して無事ESXが使えるようになりました。
kernelopt=noACPI noioapic

「noACPI」と「noioapic」ブートパラメーターがついたままで果たして良いのか?
よくは無いけど使えないよりマシと。。。